- 発生率は60%超!
摩周・屈斜路の大雲海
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釧路南方で発生した海霧がカルデラに流れ込むことによって、摩周・屈斜路地方には雲海が発生します。このエリアは湖周辺の外輪山にいくつもの展望台があるので、好みの場所から鑑賞を楽しめるのも魅力のひとつ。また、昼間に見るパノラマ風景が人気の「美幌峠展望台」の特徴は、ファインダーに収まりきらないほどの広大な雲海を見られる点。ほかにも、「藻琴峠展望台」「摩周湖第1・第3展望台」などの雲海展望スポットがあります。
弟子屈町の雲海シーズンは6月~10月までと長いのが特徴。夏場の7月、8月も月間60%を超える割合で発生しており、道内でも出合える確率は高め。摩周温泉・川湯温泉に1泊し、ツーリズムてしかがが催行する「雲海ツアー」に参加するのがおすすめです(※ツアーの展望スポットは「摩周第三展望台」)。
DATA
■ ナショナルパークツーリズムてしかが「摩周・屈斜路雲海ツアー」
【体験場所】川湯・摩周・屈斜路
【期間】2020年6月1日~10月10日
【時間】5時~(所要時間1時間30分)
【料金】3600円
【問い合わせ】015-483-2101(ナショナルパークツーリズムてしかが)
【公式サイト】https://tourism-teshikaga.co.jp/
- 雲海に浮かぶ蝦夷富士を堪能
羊蹄パノラマテラス/留寿都村
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四季を通じて多彩な遊びを楽しめる人気リゾート「ルスツリゾート」から、ゴンドラリフトに乗って5分。「ウエストMt.」の山頂にある「羊蹄パノラマテラス」は、蝦夷富士と呼ばれる円錐型の美しい山・羊蹄山(ようていざん)を見られるほか、雲海の眺望スポットとしても人気が出ています。雲海の発生はおおむね6月いっぱいまでが目安。
もし雲海が見られない場合もご安心を。360°の景色が見渡せるパノラマビュースポットであり、留寿都村(るすつむら)・真狩村(まっかりむら)の田園風景や徳舜瞥山(とくしゅんべつやま)など王滝方面の風景を望める点も魅力のひとつです。テラスへ向かうサマーゴンドラ「早朝雲海便」は朝5時30分から営業しており、10時30分からはここだけのプレミアムソフトクリーム「雲海ソフトクリーム」も味わえます。
※雲海を見るためのゴンドラ早朝便は宿泊者限定。日帰りの場合は遊園地の入場券が必要
DATA
■ サマーゴンドラ(早朝便)※宿泊者限定「【2023年は早期便は運休】」
【場所】虻田郡留寿都村泉川13
【期間】2020年7月23(木・祝)~10月18日(日)
【時間】5時30分~6時30分(通常便は別途営業あり)
【料金】往復1300円(遊園地券なしの料金)
【問い合わせ】0136-46-3111(ルスツリゾート総合予約センター)
【公式サイト】https://rusutsu.com/